泥沼離婚を回避するには?高嶋政伸さんと美元さんの泥沼離婚からわかったこと。


img0012離婚をしたい夫婦が、相手と離婚の交渉をおこなう経過で泥沼化することがあります。離婚が泥沼化する理由で多いのは、夫婦の一方が離婚を認めないというものです。

この離婚をしたくても離婚を認めてくれないケースで、高嶋政伸さんと美元さん元夫婦の離婚があります。
高嶋さんは美元さんと離婚をしたいと申し出ましたが、美元さんが離婚を認めないため、離婚裁判に発展しました。この裁判の経過がニュースで報道されるにつれて、美元さんのお金の使いこみなどが報じられると、お二人の結婚生活の実情があきらかになり、その内容をニュースで知った男性の中には身を震わせた人もいたのではないでしょうか。
離婚裁判では高嶋さんの要求が通り、お二人の離婚は成立することになりました。芸能人の離婚でここまで泥沼化した離婚もそうないとは思います。

話は芸能界から一般家庭に戻ります。一般家庭でも離婚交渉が泥沼化することはあります。先ほど紹介したように、妻や夫が離婚を認めない場合から、慰謝料支払いとその金額についてや、子供の養育権など、離婚には泥沼化の可能性がいくつもあります。

離婚の原因の被害者側としては、一刻も早く離婚をしたい、開放されたいという気持ちが強いはずです。そのため、離婚を泥沼化しない、離婚の準備が必要になります。

・離婚の原因をあきらかにする
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、離婚の原因がどちらにあるのか明確にしておくことは大事です。
離婚を認めない人は、離婚の原因が自分であることを認めないケースがあります。そのような人には原因を証明することができる物的な証拠が必要になる場合があります。
浮気が原因で離婚をするなら、浮気の証拠を集めておく必要があるでしょう。

・お金で解決できるなら、お金も解決方法のひとつ
離婚の要求が飲めない、離婚に納得出来ないという人を説得する方法のひとつに、お金で問題を解決するという方法があります。
「お金で解決」と聞くとあまり良い印象を受けませんが、離婚問題が泥沼化すると、長期間、離婚についての話し合いで時間を取られることに、その離婚交渉中にかかるコストを考えると、最初にお金で解決することがわかっていれば比較的少ないリスクで離婚交渉を進めることができます。そのため一定の譲歩を考えるのも泥沼化を回避するひとつの手段になります。

・離婚交渉は第三者に同席してもらう
離婚に納得ができない人と、離婚をしたい人、お互いの要求を通すため交渉をする必要があります。この交渉では、当事者同士だけで話し合いをするのではなく、第三者を交渉の場に立てると、交渉がスムーズに進むことがあります。
交渉に同席してもらう第三者には、弁護士が最も適していますが、友人や両親・兄弟に同席してもらうことでも一定の効果があります。また、相手に影響力がある人物に交渉の席に立ってもらう場合は、その第三者を敵にしてしまわないように配慮する必要があります。

離婚の泥沼化を回避するため、離婚を切り出す際は、慎重な行動を取ること、相手に付け入る隙をつくらないようにして、離婚交渉を進めるよう心がけてください。

 

 

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